【東京モーターショー15】スズキ エアトライサー は、個性派の小型3列シートミニバン

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スズキ エアトライサー
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スズキは東京モーターショー15において、扱いやすいボディサイズに広い室内空間と、便利なシートアレンジを備えた新発想のコンパクト3列シートミニバンのコンセプトモデル、『エアトライサー(Air Triser)』を出品する。

このモデルのこだわりはシートアレンジだ。通常走行時のドライブモード(全てのシートが進行方向に向いている普通の状態)から、駐車中には対面のリラックスモード(1列目、2列目、3列目全てのシートのバックレストを倒しベンチ状態等を作り出す)や、コの字型のラウンジモード(2列目シートを分離させ、一方に寄せることで、1列目と3列目をつなげるレイアウト)にアレンジが可能だ。スズキ四輪商品企画部商品企画課の長柄早織氏は、「移動中だけでなく止まって仲間と過ごす時間を大事に考えた」と説明。因みにドアは、大開口スライドドアを備えている。

エクステリアは、シルバーの力強い外郭が、赤色のキャビン部を包み込むような二重構造の造形で、「シンプルでありながら豊かな表情と、重厚感のあるスタイリングを実現している」と長柄氏。また、「前後のLED多眼ランプは、記憶に残る強いキャラクターを持たせた」という。

インテリアは、「ラウンジをイメージし、リラックス出来るような包み込まれた心地よい空間に、ソファーのようなシートと配置。ステアリングやシフト等操作系まで含めて家具調のデザインでまとめている」と説明する。

また、室内中央には、大型モニターを設置。「各乗員のスマートフォンをリンクさせて、みんなで楽しめるようなアイディアを盛り込んでいる」と述べた。

パワートレインは、1.4リットルデュアルジェットエンジンにハイブリットを組み合わせ、スズキ独自の新しい4WDシステム、ALL GRIPが採用されている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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