【鈴鹿8耐】さすがMotoGPライダー!エスパルガロ、本領発揮でヤマハがポール獲得

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No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM
  • No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM
  • No.87TEAM GREEN
  • No.634MuSASHi RT HARC PRO
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  • No.87TEAM GREEN
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  • No.634MuSASHi RT HARC PRO
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2015“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースのポールポジションを決めるトップ10トライアルが開催され、No.21YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/ブラッドリー・スミス)がポールポジションを獲得した。

昨日の予選で勝ち上がった10チームが登場。それぞれ2名のライダーが1周のみのタイムアタックに挑み決勝グリッドのトップ10を決める。

前半パートから2分10秒を切るタイムが連発。昨日はAグループ4番手で勝ち上がってきたNo.17TEAM KAGAYAMAの加賀山就臣が2分07秒990を記録し暫定トップに立つ。さらに強豪チームが登場する後半パートになると一気にペースアップ。その中でも頭一つ抜け出たのがYAMAHA FACTORY RACING TEAMの一員で現役MotoGPライダーのポル・エスパルガロ。

なんとライバルを1秒以上引き離す2分06秒000を記録。昨年のポールポジションタイム(2分06秒703)を上回った。これを塗り替えようと同チームの中須賀克行も果敢に攻めたが、わずか0.059秒届かずエスパルガロのタイムがチームベストに。それでも今年ヤマハ勢が力を入れて持ち込んだ新型『YZF-R1』の高いパフォーマンスをみせつけるセッションとなった。

鈴鹿8耐という大舞台で見事ポールポジションを決めたエスパルガロは、終始笑顔。グランドスタンド前で行われたポールポジションインタビューでも、集まったファンの前で「ガンバリマス!」と日本語を披露し決勝での活躍を誓った。

2番手には昨日の公式予選で全体トップだったNo.87TEAM GREENの渡辺一樹。前半セクションでのミスが響き2分06秒287。3年ぶりにサーキットに帰ってきたNo.634MuSASHi RT HARC PROのケーシー・ストーナー。同チームのエース高橋巧のタイムを更新し、さらにエスパルガロにも肉薄する2分06秒335で3番手となった。明日の決勝ではチーム3連覇を狙える位置につけた。

注目の決勝レースは26日(日)11時30分にスタート。日が暮れた19時30分にゴールを迎える予定だ。

2015鈴鹿8耐 トップ10トライアル結果
1.YAMAHA FACTORY RACING TEAM(2分06秒000)
2.Team GREEN(2分06秒287)
3.MuSASHi RT HARC PRO(2分06秒335)
4.ヨシムラ・スズキ・シェル・アドバンス(2分06秒516)
5.TEAM KAGAYAMA(2分07秒990)
6.F.C.C. TSR Honda(2分08秒076)
7.TOHO Racing with MORIWAKI(2分08秒382)
8.エヴァRT初号機TRICKSTAR(2分08秒950)
9.Honda DREAM RT桜井ホンダ(2分09秒409)
10.MotoMAP SUPPLY(2分11秒019)

《吉田 知弘》

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