幕張メッセ(千葉市美浜区)で4月25・26の両日開かれている「ニコニコ超会議2015」。「向谷実Produce!超鉄道」ブースには鉄道会社など9社が出展している。各社ブースの「目玉」をチェックしてみた。
鉄道会社の出展は京阪電気鉄道、京浜急行電鉄(京急)、JR九州、西武鉄道、東京地下鉄(東京メトロ)、阪急電鉄の6社。今回の「ニコニコ超会議2015」が初の販売となる商品も見られ、京急は600形ブルースカイトレインのプラレール、阪急は先日引退した2300系電車の圧力計を模した時計「2300系圧力計タイプ時計」が、今回の会場から発売を開始。東京メトロは「今回のイベントのためにつくった」という丸ノ内線車両をデザインした赤瓦のコースターが一押しと話していた。
JR九州は同社の観光特急『A列車で行こう』の車内BGMなどを収録したCD、豪華列車『ななつ星』で提供しているカレー、八女茶を販売し「すぐに完売」。8月から運行を開始する『或る列車』のパンフレットも注目を集めていた。京阪電鉄は人気アニメ「けいおん!」ラッピング電車のヘッドマークなどが並び、「鉄道むすめ」のトートバッグやタオルが人気。西武は沿線観光などのパンフレット配布のほか、アニメ「弱虫ペダル」の記念乗車券を販売していた。
鉄道会社以外では、音楽家の向谷実さん率いる「音楽館」のブースで、向谷さんが作曲した東京メトロ東西線の発車メロディを収録したCDを会場先行発売。「気まぐれ鉄道ぶらり旅×NRE」ブースでは、向谷さん監修によるオリジナル駅弁「ミノルまっしぐら」のほか、京急と阪急の「かつてないコラボ」(ブースの担当者)による「きまぐれ鉄道ぶらり旅弁当」をPRしていた。
また、鉄道模型店のポポンデッタは「車両を持ってくれば走らせることができる」というNゲージ鉄道模型の大型ジオラマを展開。模型のパーツや鉄道各社の記念乗車券の特価販売も人気を集めていた。