「ボルボ史上最強」のディーゼルPHV、ポールスターがチューニング

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ポールスター仕様のボルボV60プラグインハイブリッド
  • ポールスター仕様のボルボV60プラグインハイブリッド
  • ボルボ V60 プラグインハイブリッド Rデザイン(参考画像)
  • ボルボ V60 プラグインハイブリッド Rデザイン(参考画像)

ボルボのモータースポーツ&カスタマイズ公式パートナーであるポールスターは8月14日、欧州向け『V60プラグインハイブリッド』のチューニングプログラムを発表した。

V60プラグインハイブリッドは、『V60』をベースに開発されたボルボカーズ初の市販PHV。2011年3月、ジュネーブモーターショー11に、コンセプトカーとして出品された後、ボルボカーズは2011年10月に量産化を決定。2013年モデルとして、まずは1000台が生産された。

V60プラグインハイブリッドは、ディーゼルエンジンを基本としたシステムを採用。2.4リットル直列5気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力が215ps、最大トルクが44.9kgmで、前輪を駆動。リアアクスルに、最大出力68psを発生するモーターをレイアウトし、後輪を駆動する4WDとなる。二次電池は蓄電容量11.2kWhのリチウムイオンバッテリーで、トランスミッションは6速AT。

モーター単独で最大50km走行できるEVモードを備えることもあり、環境性能に優れる。欧州複合モード燃費は55.5km/リットル、CO2排出量は48g/km。ボルボカーズによると、最大航続可能距離は1000kmだという。

8月14日、ポールスターは、V60プラグインハイブリッドのチューニングプログラムを発表。ディーゼエンジンは最大出力を15ps、最大トルクを3kgm引き上げ、230ps、47.9kgmを獲得。モーターと合わせたトータルでは298ps、68.3kgmへと強化された。

0‐100km/h加速は6秒の実力。それでいて、欧州複合モード燃費55.5km/リットル、CO2排出量48g/kmの環境性能はそのまま。ポールスターは、「ボルボ史上、最強のディーゼル」とコメントしている。

《森脇稔》

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