レース開始から20分あまり、日産のZEOD RCがコースサイドにストップ。マーシャルに押されてピットへ向かった。ドライバーはウォルフガング・ライプ。同車には日本人ドライバーの本山哲も名を連ねている。日産ZEOD RCは、未来のテクノロジーを搭載した車両で競う実験車のカテゴリーとして与えられた特別枠の「ガレージ56」で参戦。日産ZEOD RCには、『リーフ』で培われたリチウムイオンバッテリー技術を導入。最高速300km/以上を可能にする。エンジンには新開発の1.5リットル3気筒ターボ「DIG-T R」を搭載する。このエンジンは小型軽量なのが特徴。サイズは500×400×200mmで、重量は40kgに抑えられる。ルマンでは、充電後の1周をEVモードで走行した後、このエンジンによる駆動に切り替える。その10分後、ポルシェ『919ハイブリッド』14号車(ニール・ジェニ)がスローダウン。エンジンがストップし、バッテリーのみでピットに向かい、ガレージで修復作業に入った。
TOYOTA GAZOO Racing、多彩なモータースポーツ体験イベント開催へ…WEC JAPAN FUJI 2025年9月17日 TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は、9月26日から28日まで富士スピー…