【広州モーターショー13】フィアット、オッティモ 発表…中国現地生産セダンにハッチバック版

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GAC フィアット オッティモ
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イタリアの自動車大手、フィアットと広州汽車集団との中国合弁、GACフィアットは11月21日、中国で開幕した広州モーターショー13において、フィアット『オッティモ』(Ottimo)を初公開した。

オッティモは、GACフィアットが中国で現地生産・販売している小型4ドアセダン、『ビアッジョ』の5ドアハッチバック版。ビアッジョは、フィアットと提携関係にあるクライスラーグループが、アルファロメオ『ジュリエッタ』の車台をベースに開発したセダン、ダッジ『ダート』の兄弟車。

オッティモは、中国の若い世代に人気のハッチバックモデルとして開発。デザインは、フィアット-クライスラーのデザインを統括するRoberto Giolito氏が主導。ホイールベースは2708mm。中国では、上級ハッチバック車に位置付ける。Roberto Giolito氏によると、競合車にはないイタリアンデザインが特徴になるという。

オッティモはGACフィアットにとって、ビアッジョに続く2番目の中国現地生産車。2014年前半、中国市場で発売される予定。

GACフィアットのゼネラルマネージャー、ジョン・バートン氏は、「オッティモは顧客の様々な要求に応えるモデル。将来的に、中国市場のニーズを基本とし、フィアット-クライスラーと広州汽車集団の持つ資産を活用していく」と述べている。

《森脇稔》

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