GM、EV用モーターの自社生産を開始…スパークEVに搭載

エコカー EV
GMのシボレー スパーク EV
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米国の自動車最大手、GMは4月16日、シボレーブランドの新型EV、『スパークEV』に搭載するモーターの製造を自社工場で開始したと発表した。

スパークEVは2012年11月、ロサンゼルスモーターショー12で発表。小型5ドアハッチバックの『スパーク』をベースに開発されたEVだ。

EVパワートレインは、GMが独自開発。モーターは最大出力130ps、最大トルク55.3kgmを引き出す。強力なトルクのおかげで、0-100km/h加速は8.5秒以下の実力。GMは、「クラス最高レベルの加速性能」と自信を示す。

二次電池は、蓄電容量20kWh以上のリチウムイオンバッテリー。GMやフォルクスワーゲンなど、欧米の自動車メーカーが推進する急速充電システム、「コンボ方式」を初めて導入。80%のバッテリー容量なら、約20分で充電できるのも大きな特徴。

GMは今回、このスパークEV用のモーターおよび関連する部品の生産を、米国メリーランド州ボルチモアの自社工場で開始。GMによると、EVパワートレインの製造を米国で行う最初の米自動車メーカーになるという。

GMのマイク・ロビンソン副社長は、「GMがEVの開発を主導していることを、本日、またひとつ証明した」と述べている。

《森脇稔》

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