2013年春に国内で発売を予定している新型レクサス『IS』の受注に関して、ハイブリッドモデルの割合が約7割に達していることがわかった。
11日開催された新型ISのプロトタイプ試乗会において、ISの開発責任者、古山淳一チーフエンジニアは「国内では3月から先行受注が始まっていて、約7割がハイブリッドになっています」と話した。
ISのハイブリッドモデル「IS300h」には、『クラウン』とほぼ共通となる2.5リットルのFR用ハイブリッドシステムを採用。動力性能を重視した『GS』のハイブリッドとは性格が異なり、ISでは燃費性能を向上させたシステムという。日本市場には、ハイブリッドのほか、2.5リットルと3.5リットルのガソリンモデルが用意される。
「ハイブリッドモデルに関しては、レクサスの『CT』や『HS』から乗り換えるお客様も多くみられます。受注が落ち着くまでわかりませんが、(安定期に入っても)ハイブリッドモデルがおそらく半数を上回るのではないか」(古山氏)との見通しを示した。