14日、デトロイトモーターショー13の会場で北米カーオブザイヤーが発表された。大賞はキャデラック『ATS』が受賞した。
北米カーオブザイヤーは今年で20回目。1年の間に北米で発売、または発表予定の新型車の中から最も価値ある1台を選出するもの。
今回ファイナリストにはキャデラックATSのほか、フォード『フュージョン』、ホンダ『アコード』の3台が残っていた。セダン対決を制したのはキャデラックATSだった。
ATSは米国で2012年10月より販売を開始、3か月で7000台を超える販売を記録しキャデラックの販売を大きく牽引する。日本でも2013年3月よりデリバリーを開始する予定。高級コンパクトセダン市場に新たな旋風を起こすモデルとなるか注目だ。
今回、北米COTYの第一次選考ではトヨタ『プリウスc』(アクア)、『ヤリス』(ヴィッツ)、サイオン『FR-S』(トヨタ86)、レクサス『GS』、『LS』、日産『セントラ』(シルフィ)、スバル『BRZ』など国産車が軒を連ねたが、最終選考には残らなかった。