位置情報技術を手がけるトムトム(TomTom)は、ホンダの「Honda SENSING 360+」に同社の地図配信サービスが採用されたと発表した。
【画像】ホンダ・アコードの「ACCORD e:HEV Honda SENSING 360+」
ホンダの量産車におけるドライビング体験の向上を目的として、トムトムの革新的な地図配信サービスと運転支援エリア管理技術が、ホンダの次世代高度運転支援システム(ADAS)「Honda SENSING 360+」に採用された。
トムトムとホンダの協業は、業界をリードする地図データ配信機能と自動運転支援機能を自動車イノベーションの最前線にもたらす。日本で2025年5月に発売された『アコード』は、ドライバーにこれまでにないレベルの安全性、利便性、そして走行性能の体験を提供している。
トムトムのクラウドベースADASソリューションにより、高精度な地図データがリアルタイムに車両に提供され、Honda SENSING 360+を搭載した車両はハンズオフ走行をサポートする道路を確実に認識できる。ドライバーは、車両が最新の道路状況に基づいて運転支援機能をインテリジェントに管理していることから、安心してよりリラックスした運転を楽しむことが可能となる。トムトムのソリューションは、新設道路や工事区域、交通規制の変更に対応した地図情報の更新を継続的に提供することで、システムの正確性を常に維持する。
トムトムは、何十億のデータポイントと何百万の情報ソース、何千ものコミュニティの膨大な情報を統合し、世界で最もスマートな地図を創りだす地図メーカー。ドライバー、自動車メーカー、企業、開発者に位置情報と関連テクノロジーを提供する。アプリケーション対応の地図、ルーティング、リアルタイム交通情報、API、SDKを通じて、人々が世界を前進させることを可能にしている。
トムトムは、オランダ・アムステルダムに本社を置き、世界中に3500人の従業員を擁し、30年以上にわたりモビリティの未来を切り拓いてきた。







