BMWグループ第3四半期決算…純利益は16%増

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ドイツの自動車大手、BMWグループは11月6日、2012年第3四半期(7‐9月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、MINIやロールスロイスを含めたグループ全体の総売上高は、前年同期比13.7%増の188億1700万ユーロ(約1兆9365億円)。純利益は16%増の12億8900万ユーロ(約1325億円)と、増収・増益を達成している。

2012年第3四半期の世界新車販売は、前年同期比9%増の43万4963台。このうち、BMWブランドは9.3%増の36万2898台だった。

2012年1‐9月の車種別実績では、『3シリーズセダン』が2月のモデルチェンジ効果により、前年同期比15.5%増の20万7365台を販売。また、新型『1シリーズ』も30.5%増の16万8426台と好調だ。『5シリーズ』は5.3%増の26万3738台を売り上げる。

SUVでは、『X3』が前年同期比28.7%増の10万7833台と牽引。『X1』も8.7%増の10万2519台と支持された。『X5』は2.2%増の7万6725台という結果だ。

市場別では、中国が前年同期比33.3%増の23万7650台、米国が7.1%増の23万5487台と好調。欧州は、0.8%増の64万0207台と微増だった。

BMWグループのノルベルト・ライトホーファー会長は、「一部市場で困難な環境にあるにもかかわらず、第3四半期は新車販売、売上高、収益ともに好調だった」と語っている。

《森脇稔》

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