「飛ぶように…」という表現は当たらないまでも、節約志向の一般のマイカー族には縁遠い2000万円を超える輸入高級車の販売が、軒並み好調に推移しているという。
きょうの日経によると、日経平均株価が5万円の大台を突破し、株高による資産効果を受けて高額消費が盛り上がりを見せているそうだ。百貨店の松屋では11月の宝飾売上高が前年同月比約2.5倍に増加したほか、イタリアの高級車メーカー、フェラーリの11月の新車販売台数は過去最高を更新したという。
日本自動車輸入組合によると、フェラーリの11月の新車販売は前年同月比5%増の140台と、11月の単月として過去最高を更新したほか、英ロールス・ロイスも64%増の46台で過去最高だったそうだ。
さらに、伊ランボルギーニは11月時点で通年としての販売台数が過去最高を確実にするなど、新車価格が2000万円を超える「超高級車」の販売が伸びているという。
エコノミストの分析によると、25年末までに日経平均株価が4万8000円程度を維持すれば、国内家計が保有する株式や投資信託残高は6月末からの半年で50兆円程度増える見込みで、株高の資産効果で潤う富裕層が「最終的に1兆5000億円程度の個人消費をけん引することも期待できる」とも伝えている。
ロールスロイス・カリナン2025年12月8日付
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