6日の全体相場は反落。米国景気の回復期待を背景に高く始まったが、買い一巡後は利益確定の売りに押される展開。高値警戒感が強い中、中国・上海などアジア市場が軒並み安となったことが、主力株を中心に売りを誘った。
平均株価は前日比60円96銭安の9637円63銭と、2月27日以来の安値水準に下落して引けた。平均株価の続落は2月9日~10日以来。
自動車関連では、ホンダが59円安の2991円と続落し、2月22日以来2週間ぶりの3000円台割れ。日産自動車も11円安の799円と800円台を割り込んだ。トヨタ自動車は20円安の3285円と続落。
全面安の中、マツダが3円高の131円と続伸。公募増資の新株発行価格が1株124円と決定したことで、悪材料出尽くし感から買い戻しが入った。日野自動車も1円高の564円としっかり。