フォルクスワーゲンは6日、2011年1〜12月のフォルクスワーゲンブランド(商用車を除く)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は前年実績に対し13.1%増、過去最高の約510万台を記録した。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が約172万台。前年比は11.2%増と、市場平均を3.6ポイント上回った。ロシアは、100.4%増の11万8000台と大躍進だ。
また、北米は前年比22.2%増の49万6700台をセールス。このうち米国は、新型『パサート』と『ジェッタ』の好調により、26.3%増の32万4400台を売り上げた。中国(香港を含む)は、13.8%増の約172万台と過去最高を記録。南米は2.2%増の77万2800台だ。
フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「2011年は革新的で環境に優しい新型車の効果で、販売が伸びた。2012年はさらに競争力を高め、フォルクスワーゲンのポジションを強固にする」とコメントしている。