東京モーターショー11の会場では、さきごろ発表されたスバル『インプレッサ』の日本限定バージョンである「S206」を間近に見ることができる。
S206は限定300台ということで発売されたが、そのうち100台は、カーボンルーフの特別仕様車である。売れ行きについて、「じつは、565万円の特別仕様車は発売前の予約の段階で100台を売り切ってしまいました」とのなんとも景気のよい返事。
のこりの“普通の”S206(S206はすでに普通の仕様ではないのだが)も100台以上が販売済みだそうで、これも完売できる見込みだそうだ。どんな人が買うのだろうかとの質問には、「年齢や家族の手前、“羽はもういいや”という人に売れているようです」との答えだった。
ちなみに、米国からの問い合わせもきているそうだが、米国仕様はエンジン排気量が2.5リットルなので「S206」としては制作できないそうだ。