【株価】自動車は全面安…介入効果に懐疑的な見方も

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インド、マルチ・スズキ社のスイフト
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全体相場は続落。前日の米国市場が4日ぶりに急反落した流れを受け、輸出関連株はじめ幅広い銘柄に売りが先行した。

円相場が対ドル、対ユーロで強含んだこと、米金融大手の経営破たん、アジア市場の軟調など悪材料が重なって売りを誘い、平均株価は前日比152円87銭安の8835円52銭と続落して引けた。

円相場が1ドル=78円台で推移したが、介入効果に対する懐疑的な声も。先行きに対する警戒感から、自動車株は全面安となった。

トヨタ自動車が48円安の2596円、日産自動車が14円安の721円と続落。スズキが76円安の1618円と続落。インド市場での苦戦が嫌気されているもようだ。

全面安の中、ホンダが2406円で変わらず。下値では値ごろ感からの買いや買戻しが入り、底堅い動きとなった。

《山口邦夫》

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