欧州日産が、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに出品する『マイクラ』(日本名:『マーチ』)のスーパーチャージャー仕様。その映像が、ネット上で公開されている。マーチのスーパーチャージャーと聞けば、初代マーチ(K10型)に1989年に設定されたハイパワーの「スーパーターボ」の再来を期待する人もいるかもしれない。しかし、新型マーチのスーパーチャージャーは、環境性能の高さが特徴だ。直噴1.2リットル直列3気筒ミラーサイクルエンジンは、スーパーチャージャーとの組み合わせで、最大出力98ps、最大トルク14.5kgmを発生。アイドリングストップ採用の効果もあって、欧州複合モード燃費24.4km/リットル、CO2排出量95g/kmという高い環境性能を実現する。この数値は、ホンダが欧州市場に投入予定の『ジャズ ハイブリッド』(日本名:『フィット ハイブリッド』)の欧州複合モード燃費22.23km/リットル、CO2排出量104g/km(いずれも暫定値)を上回るレベルだ。日本市場への導入も検討されている新型マーチのスーパーチャージャー。派手なエアロパーツ類の付かない控え目なルックスが印象的な映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
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