フォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダ、ランボルギーニ、ベントレーを含む)の今年の世界販売が、同社としては初の700万台超えを達成する見通しだ。
『ロイター』の報道によると、23日、同メディアの取材に応じたフォルクスワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、今年の世界販売見通しについて、700万台を超える可能性を示唆したという。
700万台超えは、フォルクスワーゲングループにとって初の快挙。同グループは、2018年までに世界販売を1000万台へ引き上げ、トヨタを抜いて世界ナンバーワンの自動車メーカーになることを目指している。700万台超えは、そのための重要なステップといえる。
同社の2009年の世界販売は629万台だったから、仮に2010年が700万台とすると、前年比11%以上の伸びとなる。マルティン・ヴィンターコルン会長は、「フォルクスワーゲングループは世界の多くの重要市場で、シェアを拡大している」と、同メディアに語っている。