スズキは、新型スポーツネイキッドバイク『グラディウス400 ABS』を12月24日から発売する。
グラディウス400 ABSは、「エレガント&スポーティ」をコンセプトに開発したVツインエンジンを搭載したスポーツネイキッドバイク。
ヘッドライト、燃料タンク、車体後部にかけての曲面的なデザインに、トラスフレームやステップ周りの直線的なデザインを組み合わせた独特のスタイリングで、樹脂カバーで包み込んだ燃料タンクやメッキカバーを装着したマフラー、車体色に応じて塗装の施された美しいトラスフレームなどの採用で、質感の高さを演出した。
エンジンは399cc水冷4サイクル90度VツインDOHC4バルブエンジンを採用。フューエルインジェクションシステムと、2つのスロットルバルブを持つスズキ独自のSDTV(スズキデュアルスロットルバルブ)を採用し、運転状況に応じた最適な燃焼を維持し、低中速域での力強いトルク、高速域での伸びのあるパワーを発揮する。冷寒時の始動やアイドリングの安定性を高める独自のISC(アイドル・スピード・コントロール)内蔵スロットルボディを採用した。
剛性バランスに優れた鋼管製のトラス構造(三角形を基本にして組んだ構造)フレームを採用した。スリムな車体構造に加え、リヤサスペンションにリンク式モノショックを採用するなど、乗りやすさと路面追従性を高めた。
ライダーのブレーキ操作を補助する電子制御式ABSを標準装備した。
年間販売目標は2000台。価格は79万8000円。