全体相場は小幅続伸。世界的な株高期待、円高の一服で買い先行で始まったが、利益確定の売りが上値を抑える展開。
経営再建が混迷の度を深める日本航空、巨額の債権放棄を求められる可能性のある大手銀行株の下落が投資家心理を冷やし、平均株価は前日比18円高の1万0257円と小幅の上げにとどまった。円相場は1ドル=90円台で落ち着いた動きとなったが、自動車株は高安まちまち。
日野自動車が4円高の380円、スズキが5円高の2125円と小幅ながら続伸。ダイハツ工業、富士重工業もしっかり。
一方、ホンダが30円安の2780円、日産自動車が5円安の672円と反落。マツダ、三菱自動車工業もさえない。
トヨタ自動車は3620円で変わらず。