【F1バーレーンGP】決勝…マッサが今季初優勝

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15日、2007シーズン第3戦バーレーンGP決勝はフェラーリのフェリペ・マッサが今季初優勝。

前日の予選で2戦連続となるポールポジションを獲得したマッサ。先のマレーシアGPではオープニングラップでマクラーレン勢に先行され、焦りから自滅するという失態を演じたが、今回はその汚名を返上するかのような完璧なレース運びで待望の今季初勝利を引き寄せた。

2番グリッドのルイス・ハミルトン(マクラーレン)は今回もノーミスでポジションを守り2位フィニッシュ。3戦連続表彰台という快挙を達成している。3位にはキミ・ライコネン(フェラーリ)。1周目でフェルナンド・アロンソ(ルノー)にオーバーテイクされるも、ピットストップで挽回し3位を確保した。

アロンソは第2スティントでスピードが伸びず、BMWザヴバーのニック・ハイドフェルドに抜かれ5位に終わった。代わりにハイドフェルドは4位、ロバート・クビサが6位とBMWザウバーはフェラーリ、マクラーレンに次ぐ第3チームのポジションをがっちりキープした。

トヨタのヤルノ・トゥルーリは次々と迫り来る後続車をなんとか抑えきり7位入賞。ラルフ・シューマッハは12位に終わった。スーパーアグリ勢はレース中健闘を見せていたが、終盤に相次いでエンジンブロー。佐藤琢磨はリタイア、アンソニー・デビッドソンは16位完走扱いになった。ジェンソン・バトンは1周目の混乱でクラッシュしリタイア。ルーベンス・バリチェロは13位でフィニッシュとまたしてもホンダは残念な結果に終わった。

これでドライバーズ・チャンピオンシップはアロンソ、ライコネン、ハミルトンが22ポイントで横一線。コンストラクターズ争いは、マクラーレン44、フェラーリ39と、マクラーレンがポイントで一歩リードした形。戦いはいよいよヨーロッパラウンドに入り、激化するだろう。

《編集部》

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