無動力のカートを坂道で走らせる競技「レッドブル・ボックスカートレース」が11日、東京お台場地区の夢の大橋で開催され、元F1チームのスーパーアグリが優勝した。
チーム名「スーパーアグリ1215」は、接着剤のチューブを模したマシンを投入。レースでは、フォーミュラマシンのような見た目そのままに走りもスムーズ、路面との抵抗が少くなるように設計されているようで好タイムを記録、審査員からも高得点を獲得した。
レースのプロの優勝で、審査員からの「大人げない」、「次はユーモアも取り入れて」との声に、チームのメンバーも苦笑い。参加者の多くは「ユーモア」を狙ったマシンを仕上げてきたが、初代チャンピオンは、「速さとかっこよさ」で優勝台を獲得した。
イベントには、600組を超える応募の中から選ばれた77組のチームが参加。出場チームのランキングは、レースタイムに、カートのオリジナリティと完成度、そしてドライバーとチームのパフォーマンス、の3つの基準で審査された。
審査員には、岩城滉一氏、片山右京氏、室谷義秀氏、モデルのマリエさん、ユージ氏、が参加した。