【東京オートサロン07】スバル ステラ カスタム STI

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【東京オートサロン07】スバル ステラ カスタム STI
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東京オートサロン、スバルブースのSTIエリアに置かれた軽トールワゴン『ステラカスタムSTI』は、単なるドレスアップではなく、エンジン、足回りにバリバリに手が入ったコンプリートモデルだ。

ベースモデルはスーパーチャージャー搭載モデルのステラ「カスタムRS」。直4DOHCスーパーチャージャーの排気量658ccはそのままに、過給圧アップ、大型インタークーラーなどのチューンを施し、エンジン出力をノーマルの64psから実に約7割アップの、108psに引き上げたという。足回りもパワーアップに対応するため、セッティングが全面的に見直されているという。

エクステリアは派手な加飾はなされていないが、STIならでは“本物志向”を表現するため、グリル、ドアミラーカバーなどにピュアカーボンを装着。インテリアはレカロ「LX」シリーズをベースにSTIオリジナルの表皮を貼ったスポーツシートが特徴的。またダッシュボード中央部には湯温計、油圧計、ブースト計のDefi製3連メーターが、まるで純正のようにきれいに収められている。

このステラカスタムSTIは単なるワンオフ品ではなく、公道走行にも対応する予定。楽しみなコンプリートミニの出現だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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