東京オートサロン、スバルブースのSTIエリアに置かれた軽トールワゴン『ステラカスタムSTI』は、単なるドレスアップではなく、エンジン、足回りにバリバリに手が入ったコンプリートモデルだ。
ベースモデルはスーパーチャージャー搭載モデルのステラ「カスタムRS」。直4DOHCスーパーチャージャーの排気量658ccはそのままに、過給圧アップ、大型インタークーラーなどのチューンを施し、エンジン出力をノーマルの64psから実に約7割アップの、108psに引き上げたという。足回りもパワーアップに対応するため、セッティングが全面的に見直されているという。
エクステリアは派手な加飾はなされていないが、STIならでは“本物志向”を表現するため、グリル、ドアミラーカバーなどにピュアカーボンを装着。インテリアはレカロ「LX」シリーズをベースにSTIオリジナルの表皮を貼ったスポーツシートが特徴的。またダッシュボード中央部には湯温計、油圧計、ブースト計のDefi製3連メーターが、まるで純正のようにきれいに収められている。
このステラカスタムSTIは単なるワンオフ品ではなく、公道走行にも対応する予定。楽しみなコンプリートミニの出現だ。