ホンダは5月31日、『フィット』や『ストリーム』、『ステップワゴン』、『シビック』など9車種の施錠装置に不具合があるとして国土交通省に改善対策を届け出た。01年4月から02年3月までに生産された42万3344台が対象。
ATのPポジション以外でキーが抜けないキーインタロック機構で、キーシリンダボディの組み立て工程が不適切なため、キーシリンダボディカバーカシメ時の金属粉がインタロックレバー作動部にかみ込み、レバー作動が遅くなるものがある。
そのため、ATセレクトレバーがPポジション以外の時に短時間にキーを抜く操作を行うとキーが抜け、駐車ブレーキをかけ忘れた場合、駐車中に車両が動き出す恐れがある。