【F1ドイツGP】決勝…運ではなく必然の実力?

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24日、F1ドイツGP決勝は、予選を圧倒的な速さで制したキミ・ライコネン(マクラーレン)と、3番グリッドのフェルナンド・アロンソ(ルノー)が、スタートから後続を引き離しトップ争いを展開。

トップを走るライコネンが徐々にリードを広げるも、残り32周で突然スローダウン。駆動系のトラブルによりライコネンは無念のリタイアに終わった。代わってトップに立ったアロンソは2番手以降に大差をつける余裕の走りでチェッカーを受け、今季6勝目をマークした。

予選で痛恨のクラッシュを喫し、最後尾スタートだったフアン・モントーヤ(マクラーレン)が大きく挽回して2位。3位には2番グリッドスタートのジェンソン・バトン(B・A・R・ホンダ)。スタートでミハエル・シューマッハ(フェラーリ)に奪われたポジションをオーバーテイクで取り返し、今季初表彰台を獲得した。

終盤タイヤに苦しんだシューマッハを最終ラップでジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)が追い抜き4位に入った。トヨタのラルフ・シューマッハが6位入賞。同じくトヨタのヤルノ・トゥルーリは青旗無視でペナルティを受けるなどアクシデント続きで、14位完走扱いとなった。

8番グリッドスタートの佐藤琢磨はオープニングラップでの接触でフロントウイングを失い、急遽ピットイン。12位でレースを終えている。

《編集部》

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