現地25日、FIAはオーストリアGPレース後の車検で、ハッキネンのマシンのコンピュータユニットに貼ってあった封印シールが剥がれていた件で、ロンドンでの再検査結果を発表した。それによると、コンピュータユニットへの不正は発見されなかったが、シールが自然に剥がれたというチームの主張は通らず、FIAの裁定により、ドライバーズポイントはそのまま10ポイント有効となったが、コンストラクターズポイントについてははく奪という結果となった。さらに、マクラーレンには5万ドルの罰金が申し渡された。これにより、M. シューマッハ以下のドライバーズポイントに変更はないが、コンストラクターズタイトル争いは92ポイントのフェラーリが首位、マクラーレンが88ポイントで続くことになった。レースリザルト1.M. ハッキネン(マクラーレン)2.D. クルサード(マクラーレン)3.R. バリケロ(フェラーリ)4.J. ビルヌーブ(BARホンダ)5.J. バトン(ウィリアムズ)6.M. サロ(ザウバー)ドライバーズ・ポイント1.M. シューマッハ(フェラーリ) 562.D. クルサード(マクラーレン) 503.M. ハッキネン(マクラーレン) 484.R. バリケロ(フェラーリ) 365.G. フィジケラ(ベネトン) 186.R. シューマッハ(ウイリアムズ) 14コンストラクターズ・ポイント1.フェラーリ 922.マクラーレン 883.ウイリアムズ 194.ベネトン 185.BARホンダ 126.ジョーダン無限ホンダ 11