台風の影響で一部の路線の運転を見合わせているJR北海道は9月5日、同日17時時点の運行情報を発表した。
全線が赤字という厳しい経営環境に晒されているJR北海道。「選択と集中」という難問に立ち向かうため、収支が悪い路線の廃止へ舵を切り始めており、すでに留萌本線留萌~増毛間を12月4日限りで廃止する旨を表明している。
台風9・10号の影響による鉄道路線の運休区間のうち、JR東日本の釜石線と三陸鉄道の北リアス線は9月3日の初発から全線再開する。JR東日本の山田線は茂市~宮古間で運転を再開するが、臨時ダイヤでの運転になる。
JR旅客6社は9月2日、「秋の乗り放題パス」を発売すると発表した。10月14日「鉄道の日」にあわせて発売されているJR普通列車専用のフリー切符。今回は北海道新幹線などを利用できるオプション券もあわせて発売される。
連続して北海道を襲った台風の影響で運休中のJR各線について、JR北海道は9月2日、被害状況や復旧の見込みなどを発表した。石北本線は10月中旬の再開を目指す。
災害による鉄道路線の運休区間は、8月末時点で約1400kmとなった。7月末時点に比べ1000km近い大幅な増加だ。
8月が終わり、北海道新幹線新青森(青森市)~新函館北斗(北斗市)間が開業してから5カ月あまりが経過した。当初は平均乗車率が20%台で低迷が指摘されていた同新幹線だったが、修学旅行や夏休み、青森ねぶた祭り、お盆のシーズンを経て、様相はかなり変わってきたようだ。
8月30日から31日にかけて北海道を襲った台風10号の影響により、根室本線新得~芽室間は橋脚流出などの被害を受け、8月31日時点で不通となっている。
JR北海道は8月31日、台風9号の影響により一部の区間が不通となっている石北本線で、9月1日から臨時バスを運行すると発表した。
台風9号に続いて台風10号が東北地方に上陸し、日本海に抜けて温帯低気圧に変わった。この影響で東日本の鉄道各線も再び運休区間が拡大している。
北海道では連続して襲来した台風の影響により、現在も一部の鉄道路線で運転の見合わせが続いている。8月28日8時30分の時点では、石北本線の上川~白滝間と釧網本線の東釧路~知床斜里間で運転を見合わせている。
台風9号の影響で、東日本を中心とした鉄道各線で運転の見合わせが続いている。8月24日11時30分までにまとめた、主な運休区間は以下の通り。
夕張 鈴木直道市長とJR北海道 島田修社長は、8月8日、JR北海道本社で面談し、夕張線廃止へ向けて話し合った。両者同意にいたる“市の想い”とこれからを、40枚の写真(千歳線、石勝線、夕張支線、夕張市街)とともにつづる。
JR北海道は8月17日、石勝線の夕張支線を廃止すると発表した。同日、夕張市の鈴木直道市長に廃止を申し入れた。
6月4日上野発から始まった北海道内での『カシオペア』臨時運行が、8月6日上野発の「カシオペアクルーズ」をもってひとまず終了した。