ハードディスクを備えたCDレシーバーの登場も話題となった。日本ではパイオニアが一番乗りを果たしたが、米国ではソニーが先行する形で発表。メモリースティック・スロットを備えつつ、165時間もの再生が可能な10GBのハードディスクを内蔵し、米国では1500ドル(約19万円)で今春より発売される予定だ。
今回のCESでのカーオーディオ展示で注目されたのは、昨年に引き続いて、各メーカーがカーAVへの展開をさらに積極的に進めていることだ。
「2002 International CES」が開催されている。カーオーディオに関しては、その年の市場を占う新商品を集めるショーとして注目を集めており、今回も日本のカーオーディオメーカーをはじめ、米国、欧州などから多数のメーカーが出展した。
道路システム高度化推進機構(ORSE)では、毎月のETC車載器のセットアップ台数についてホームページにて報告している。それによると12月末現在で、ETC車載器のセットアップ累計台数は10万台を突破した。
VICSセンターでは、定期的にカーナビとVICSユニットの出荷台数を発表している。2001年11月末、カーナビの出荷台数は843万台となる。
東海理化電機製作所は、高速道路などのETC(自動料金収受システム)に対応する車載器を発売した。当面、ドイツ・ボッシュの日本法人であるボッシュに製品を供給し、輸入車ユーザーでの需要を開拓する。