新型マーチには、多彩なアイテムが装備されるが、もっとも注目されるのは、1.2リットルと1.4リットルモデルにオプション設定される新しいカーコミュニケーションシステム、カーウイングスだろう。カーウイングス・ユニットに携帯電話をつないで使用する。
長崎県下の主要一般道路で、VICSサービスが22日より開始される。全国のカバー率は自動車保有台数で約88%、運転免許保有者では約90%まで拡大することとなった。
日産自動車とNTTドコモは19日、第3世代移動通信サービス「FOMA」を使ったテレマィックスサービスを共同検討すると発表した。高速通信をを活用することで、現在の情報提供サービスと比較し、提供される情報量や通信速度を大幅にアップした進化版となる。
木を見るには森をみることも必要。国土交通省の国土技術政策総合研究所はITSホームページを開設。これにより、個々のプロジェクトでしか理解できなかったITSを総合的に見ることが可能になった。
カルソニックニックカンセイは15日から、アンテナ分離型のETC(自動料金収受システム)車載器を販売する。業界最小のアンテナを採用しており、ダッシュボード上でも目立たずに装着できる。また、本体のカードホルダー部の取り付け場所は自由に選べる。
『インターネットITSプロジェクト』実証実験では、ユーザーの嗜好に合わせたコンテンツ情報が自動的に車内ディスプレイに表示される配信サービス(プッシュ型コンテンツ配信)、ユーザーがジャンルを指定して情報が閲覧できるサービス(プル型コンテンツ提供)も行われる。
今回、首都圏で始まった『インターネットITSプロジェクト』実証実験では、一般ドライバーを対象としたサービスとして、駐車場とガソリンスタンドを中心とした、より身近なITS利用が念頭に置かれている。
タクシーでドライバーに自宅を説明するのが苦手な人は多いはず。神奈中ハイヤーではそんな人のために、便利な「行き先通知サービス」を2002年3月中旬から開始する。
より利用しやすいITS共通基盤の構築を目指そうと、慶応大学を中心にトヨタ自動車やデンソー、NECが参加して2001年4月より経済産業省の支援の下で2001年4月に発足した『インターネットITSプロジェクト』。
日産自動車は、国内初のテレマティクスサービス「カーウイングス」を2月下旬発売予定の新型『マーチ』より設定を開始し、国内で発売する全ての新型車に順次拡大してゆく。