日本道路公団は21日、ハイウェイカードのうち、5万円券と3万円券の販売を2月いっぱいで打ち切ると正式に発表した。これまでに2万枚、券面換算で約11億円相当の偽造ハイカが見つかるなど、偽造ハイカが後を絶たないためと説明している。
しかし、利用が低迷するETCの“救済対策”の色合いも濃く、ドライバーの反発が予想される。なお1万円、5000円、3000円の各券については当面、販売が継続される。
5万円・3万円券は来年3月1日に利用もできなくなる予定で、公団では残額を低額ハイカに切り替えるか、ETC車載器の残高に組み入れることを検討している。