【CEATEC 2002】目の前を完全表現---ナビ地図の精細化は今後も進む?

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【CEATEC 2002】目の前を完全表現---ナビ地図の精細化は今後も進む?
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通信機械工業会(CIAJ)、電子情報技術産業協会(JEITA)、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)の3団体は、10月1日から5日まで千葉市の幕張メッセを会場に「CEATEC JAPAN 2002」(シーテック ジャパンを開催した。開発中の次世代技術を紹介するイベントだが、今回も興味深い展示がいくつかあった。

そのひとつがインクリメントP、キャドセンター、パスコの3社が共同で開発を進めている『MAP CUBE』(マップキューブ)だ。これは高精度なレーザー測量データ(パスコ社製)と、2次元地図(インクリメントP社製)をベースに、3次元都市データ構築システム(キャドセンター社技術)を用いて構築した3次元都市データ。

従来の立体地図をさらに高精度化したもので、建物の高さの精度はもちろんだが、建物の屋上に設置された機械室なども完全に再現。レーザー測量技術を基にしているため、実際の高低差をそのまま再現できる。

現状はデータが大きいため、扱うためには高性能なパソコンを必要とするため、自治体や建設会社が都市計画図として使うことが中心になっている。しかし、インクリメントPの武田由紀さんは「カーナビ用の3Dマップとして使うことも計画されており、描画精度を多少落としたものが数年後には採用されている可能性もあります」と語る。

VGA規格の液晶ディスプレーは高精度な描画を実現したが、ハードディスクナビの普及が本格化したこともあり、将来的に大容量化が進めばこうした高精細な地図の採用も夢では無くなるかもしれない。
《石田真一》

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