9月のテロ事件以来ますますひどくなっているニューヨークの交通渋滞だが、すでにカリフォルニアで行われているユニークなITでこれを解消しよう、という試みがある。ニューヨーク市の電力供給会社とフォードとか共同で行う『シンク』カーの貸し出しがそれ。
ITSジャパンでは、「社会人のためのITS講座」を11月14〜15日の2日間、東京の主婦会館にて開講する
国土交通省は、今年度から5年計画で検討を始める第3期ASV(先進安全自動車)計画で、通信を活用し、特定地域内で動作させるスピードリミッターの実用化を狙うことを明らかにした。渋滞路の抜け道になっている住宅地の道路や事故多発地帯で作動させることを想定している。
阪神高速全線は、ETCを利用した場合の料金20%割引を国土交通省に申請した。割引累計額が1万円に達するまでは20%の割引が受けられる。期間は2年間の限定。割引を受けるには事前の申込みが必要となる。
NTTと本田技術研究所は、自動車の走行中でもハンズフリーで、電話・メールへの応答やエリア情報の取得を行うための「次世代車載情報提供システム」を開発したと発表した。2002年以降、一部のホンダ車に搭載して実用化する。
13日、次世代通信ナビゲーションを提供するための技術体系「iフォーマット」を業界に向けて開示、意見交換や情報収集する場として「iフォーマットフォーラム」が設立された。カーナビ、PDA、携帯電話などを用いたモバイル位置情報事業、テレマティクス事業の発展をめざす。
デンソーは、11月上旬にNAVIRA『DV-D50』シリーズに接続可能なiモード対応キット『MK-1000i』を全国約800カ所にあるデンソーサービス店で発売を開始する。価格は8800円。
クラリオン/アゼストは、ETC用車載器『ETC910』を10月中旬に発売する。希望小売価格は4万5000円。
ドライブなどの情報提供サービスを行ってきたトヨタ系の『MONET』(モネ)がいよいよ次の一手を準備しているようだ。シドニーで開催された第8回ITS国際会議のトヨタ展示ブースではその内容の一部を見ることができた。