1DIN型レシーバーとして高い人気を獲得しているケンウッドの「919」シリーズ。2002年CESではそのニューモデルが早くもお目見えした。その中核となるCDレシーバー『KDC-MP919』はMP3再生にも対応したのはもちろん、CD-R/RWで記録したCDの再生も可能というこれまでの特徴をそのままに、一段と高級感あふれるデザインとなっている。
今年も新デザイン採用のモデルが続々と登場している。パイオニアは、基本的に多くのモデルが昨年モデルのデザインを踏襲する中で、開いたパネルに有機液晶によるディスプレイを搭載したモデルを発表。パネルを開いた状態で使用することで、操作性と視認性の両方を向上させている。
ハードディスクを備えたCDレシーバーの登場も話題となった。日本ではパイオニアが一番乗りを果たしたが、米国ではソニーが先行する形で発表。メモリースティック・スロットを備えつつ、165時間もの再生が可能な10GBのハードディスクを内蔵し、米国では1500ドル(約19万円)で今春より発売される予定だ。
今回のCESでのカーオーディオ展示で注目されたのは、昨年に引き続いて、各メーカーがカーAVへの展開をさらに積極的に進めていることだ。
「2002 International CES」が開催されている。カーオーディオに関しては、その年の市場を占う新商品を集めるショーとして注目を集めており、今回も日本のカーオーディオメーカーをはじめ、米国、欧州などから多数のメーカーが出展した。
道路システム高度化推進機構(ORSE)では、毎月のETC車載器のセットアップ台数についてホームページにて報告している。それによると12月末現在で、ETC車載器のセットアップ累計台数は10万台を突破した。
VICSセンターでは、定期的にカーナビとVICSユニットの出荷台数を発表している。2001年11月末、カーナビの出荷台数は843万台となる。