気になる今後の展開だが、実験に参加したエンジニアは「技術的にはほぼ完成しており、今回の実験は細部の煮詰めと、実験公開を通じて市場ニーズを探るのが狙いです」という。
DSRCは専用アプリケーションのほか、インターネット接続サービスにも使える。メーカー側がDSRCモデムを商品化し、対応プロバイダが出現すれば、車内でPDAやパソコンを使って“ホットスポットサービス”が受けられることになる。
トヨタ自動車とトヨタファイナンスは、2月1日から4月30日まで、「おでかけ、おまかせETCキャンペーン」を実施する。抽選で宿泊ギフト券をプレゼント、Wチャンスとして1000人にギフトカードを贈呈する。
国土交通省による、DSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」が29日、常磐道守谷SA(茨城県守谷市)でスタートした。ETCで実用化されているDSRCのサービスを広げ、インターネット接続や駐車場での料金決済などに応用しようとするもの。
東京都都市計画局と東京都駐車場公社は、カーナビによってクルマ利用者を駐車場へ適切に案内・誘導するシステム「ITカーナビ駐車場案内・誘導システム」を開発中で、実用化に向けた試行を2月中旬から実施する。「モネ@ナビ」「インターナビプレミアムクラブ」「カーウイングス」と連携した実験が行なわれる。
高額ハイカの廃止を発表した国土交通省と日本道路公団に対し、苦情や抗議の声が殺到している。今月21日の発表後、両者には合わせて2000件以上の電話が殺到した。苦情の内容は「便利なハイカを一方的に廃止するな」といった苦情のほか、“ETC車載器を買わされるハメになる”と感じた利用者からの抗議も多数寄せられた。
国土交通省(道路局)は、平成15年度=2003年度のITS施策の概要を発表した。大きく5項目に分けられ、ITSの予算だけで4402億円。
国土交通省は23日、ETCで実用化したDSRC(狭域専用通信)技術を使った「スマートコミュニケーション実験」を今月末から開始すると発表した。高速道路のサービスエリア(SA)などに路側設備を設置し、ETCアンテナを使ってインターネット接続環境を提供するサービスだ。
国土交通省は、3万円以上の高額ハイウェイカード(ハイカ)の販売を2月末で、使用を2004年2月末でそれぞれ中止すると発表した。被害額11億円ともいわれる偽造ハイカの対策であるが、他にも狙いがあるようだ。それは、ETCの普及。