自動車業界が政府に対しITSの効果的な整備を求める方針という。これまでは渋滞解消や環境改善に効果があるとして早期整備だけを求めてきたが、使い勝手の悪い登録・取り付け制度や高価な車載器により、普及が伸び悩むETCなどの例を見て方針転換した。
道路システム高度化推進機構(ORSE)は、5月末現在のETC車載器のセットアップ状況を発表した。モニター約3500台も含めるが、5月末現在で累計31万台を突破した。
フォードはクァルコム社とのベンチャーで進めてきたカーマルチメディア、「ウィングキャスト」の普及計画を一時ストップすることを明らかにした。GMのオンスターに比べて大きく遅れをとっているウィングキャストだが、クァルコムとのパートナー解消により、ますますその差が広がりそうだ。
VICSセンターがカーナビ・VICSユニットの出荷台数を発表。4月末現在で、カーナビの出荷台数は920万台。
「本体が高い」「セットアップ工賃が高い」など、ETCの評判は今一つ。でも、今セットアップすれば期間限定割引を受けることが可能だ。その申込締め切りが近づいている。
タクシーやハイヤーでETC車載器付属プリンターから出力された利用明細も、領収書と同様の扱いになると国税庁がお墨付きをもらう
5月31日からいよいよ始まるワールドカップ。それに対応して、VICSセンターはワールドカップ特別メニューを提供する
国土交通省は、走行支援システムに係わる交通事故における責任関係などの研究会を開催し、そのシステムを利用したことで事故を起こした場合の責任を整理する。
VICSセンターは、秋田県と山形県でFM-VICS簡易図形のモニターを募集中。参加条件は、Eメールアドレスを所有し、PDFファイルを閲覧できること。締切は5月28日。
デンソーは28日から、業界最小サイズのETC(自動料金収受システム)用車載器『DIU‐3200』シリーズを販売する。アンテナ部を本体から分離したアンテナ分離型で、本体は従来品と比べて容積で72%小型化した。