VICSセンターは、4月末現在のカーナビと3月末現在のVICSユニットの出荷台数を発表した。
4月末現在でカーナビの出荷台数は920万台を突破し、921万766台となった。CD-ROMメディアからDVD、そしてHDDへ進化していくカーナビ。そしてメーカー純正のカーナビも設定が当然のようになり、ナビは贅沢品でなく必需品へと変わってきた。道路地図を発行している出版社はカーナビと共存できる地図の開発に迫られていると言って過言でない。
一方、VICSユニットは、3月末現在で448万台。カーナビ装着車のほぼ半分がVICSユニットを装着していることになる。絶えず渋滞情報が入手できるVICSサービスは、ドライバーの間で市民権を得たと言っていい。全国でのサービス展開も間近な今、よりリアルタイムに近い交通情報の提供がVICSの課題だろう。