VICSセンターによると、2002年度のVICSユニットの出荷台数は209万台を突破した。2001年度は168万台だったので、実に24%もの増加となる。その結果、VICSサービスが始まって7年で累計658万台以上ものVICSユニットが出荷された。
道路システム高度化推進機構(ORSE)は、ETCの普及を促進するために国や地方公共団体等が実施するモニター等へのETC車載器の設置を支援する事業に関して、リースと助成の手続きを取り扱う「ETC車載器助成取扱事業者」を募集している。
ITS(高度道路交通システム)ジャパンは、6月13日に『年次総会シンポジウム』を東京国際フォーラムで開く。『日本・100年の転換戦略〜ITによる突破』と題した講演のほか、バスや物流業界の取り組み事例などを紹介。『テレマティクスはこう変わる』をテーマに、トヨタ自動車やKDDI幹部、ジャーナリストによるパネルディスカッションも予定。
国土交通省と関係道路公団らは、ETC車載器の普及に向けて、1台あたり5000円を補助する方針を固めた。夏休みの行楽シーズンまでに実施する方針だ。補助の購入対象は約50万台分。
国土交通省は近く、ASV(先進安全自動車)技術に関する認定制度を設ける方針だ。ASV技術による安全装置は、従来のエアバッグやABSなどと異なり、機能や動作領域が複合的に働く。このため、一般の消費者にASV技術がわかりにくい。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETC車載器のセットアップ累計台数が、4月末で90万台を突破した。3月末には81万台だったので、2カ月連続でセットアップ月計が9万台を突破したことになる。
国土交通省は4月30日、道路管理用光ファイバーを収める「情報BOX」の整備状況を発表した。同省は直轄国道を中心に光ファイバーの整備を進めており、2003年度予算を含めて延長約1万7500kmを整備する予定。
政府の『地理情報システム(GIS)関係省庁連絡会議』はこのほど会合を開き、平成14年度のフォローアップ状況を公表した。政府は昨年2月に『GISアクションプログラム2002-2005』を策定、電子基準点を活用した高精度カーナビや、国土地形情報のネット公開などを進めている。
松下電器産業は、ETC車載用VCO/PLL+IFを1チップにしたICを開発。4月よりサンプル出荷を開始する。5.8GHzETC車載器の無線部分が大幅に小型化するとともに、部品点数削減ができる。このチップを採用することで、ETC車載器の小型化設計を可能とする。
三菱電機は、小型・軽量化、低価格化を実現したETC車載器の新製品として『EP-200』シリーズと『EP-400』シリーズの2モデル3機種を25日から発売すると発表した。