道路システム高度化推進機構は、ETC車載器セットアップ台数が累計100万台を突破したと発表した。高額ハイカの廃止など、道路公団の荒業の効果で、3、4月の月間セットアップ台数は10万台近くとなっている。
警察庁は12日、ICチップを内蔵した運転免許証の仕様を公表した。非接触型で8キロバイトの容量を持つチップを免許証内部に埋め込み、運転者の氏名や住所、生年月日など免許記載情報を記憶させる。これにより偽造防止効果や、交通反則切符の作成事務の省力化などにつながるとしている。
警察庁は、偽造防止などの目的で検討してきた運転免許証のICカード化を来年度から順次、導入する計画だ。ICクレジットカードのように免許証にチップを埋め込み、個人の識別情報などを記憶させる。カードはほぼ現行のサイズで厚さが若干増すという。
トヨタ自動車とトヨタファイナンスは11日、法人向け「ETC TSキュービックカード」の3年間会費無料キャンペーンを18日から実施する、と発表した。同キャンペーンは、昨年11月から今年3月末まで実施していたが、好評だったため、9月30日までの期間限定で、再度実施することにした。
10日未明、兵庫県芦屋市内の国道43号線で、道路の中央分離帯に設置されていたオービス(速度違反自動取締機)が燃えているのを通行人が発見、警察に通報した。悪質な放火事件と断定して調べを進めている。
5月末現在のETCセットアップ台数の状況が道路システム化推進機構(ORSE)より発表された。それによると、累計で97万7692台となり、来月末には確実に100万台を突破することになろう。また、5月の月計は、7万5211台となり、前月に比べると、約1万6000台減少した。
自動車走行電子技術協会は、「ITS産業動向に関する調査研究報告書〜ITS産業の最前線と市場予測2003」を発行した。同調査研究は、協会が1998年度から実施しているもので、ITS産業の現状を把握し、将来を展望するためにまとめたもの。
日産自動車は、情報サービスのカーウイングスの料金体系を7月1日から変更すると発表した。料金を値下げして入会を促進する。
日本道路公団(JH)は6日、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)を導入した2001年11月から今年3月までの間、料金所ゲートに設置されたバーが誤作動するというトラブルが539件発生していたことを明らかにした。
ITSビジネスの発掘を目的とした第10回ITS-PLAZAを、ITS Japanが7月10日に開催することを決定した。今回の発表会でのキーポイントはIT&ITビジネス。