次はノンステップ? それともラッピング広告付き? 都バスが検索システムを導入

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次はノンステップ? それともラッピング広告付き? 都バスが検索システムを導入
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東京都交通局は2日、都営バスの位置情報をインターネットで検索できるシステムを開発し、一部路線を対象に今月10日からテスト運用を開始することを明らかにした。バスの現在地や到着までの待ち時間はもちろん、なんとラッピング広告付きバスの位置までわかるという。

検索可能なのはバスの接近情報、到着までの予測時間や目的地までの所要時間。さらにはノンステップバスと一般車の区別も可能で、スポンサーが告知を希望したものに限られるものの、ラッピング広告付きバスの位置情報まで調べることができる。

検索に使用できる機器もPHSを含む各社の携帯電話はもちろん、パソコンやLモード端末でも可能となっている。また、専用のURLにアクセスし、音声読み上げソフトと連動させることで視覚障害者向けにも情報が提供できるようになった。

今月10日から来年1月7日までは試験期間で、検索できるのは渋谷駅−新橋駅、浜松町駅−東京ビッグサイト、東京駅八重洲口−晴海埠頭、錦糸町駅−葛西駅、新宿駅西口−王子駅の5路線に限られる。1月8日以降は東京23区内で運行する都バス全路線にエリアを拡大する予定だ。

バスは道路状況によって到着時間が左右されるが、検索して場所を把握できればイライラ防止対策にもなる?

《石田真一》

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