国土交通省は7日、トラックの過労運転やスピード違反などをリアルタイムで営業所が把握できる「リアルタイム安全管理システム」の実証実験を始めたと発表。データを収集し、危険な運転状況を察知した場合、車両側から自動車で移動体通信を経由して営業所へ情報が届く仕組み。
国土交通省は6日、ナンバーにICチップを組み込んだスマートプレート(電子ナンバープレート)実証実験を今月12日から東京都内で行う発表。東京都駐車場公社が持つ西新宿駐車場などに専用の路側設備を設置。入出庫時刻とともに低公害車や業務用などの車両情報をやりとりし、料金割引や車両判別などを行う。
カルソニックカンセイの100%出資子会社のシーケー販売は、カードリーダー部日本最小のETC車載器を開発し、2月5日から発売すると発表した。
『ティアナ』登場に合わせ、日産のカーテレマティクスサービス『カーウイングス』もリニューアル。新たに女性向けのコンテンツとして、料理の作り方を紹介する「今日のレシピ」や、星占いなどもラインナップされた。
高額ハイウェイカードの販売中止に伴い、俄然注目されているETCの前払い割引制度。阪神高速道路公団では、2月12日午前8時−2月13日午前7時までETCの前払い割引受付システムを停止する。システムメンテナンスのため。ETCの利用には影響がない。
首都高では、ETC利用率が5%を越え3月末にはほぼ全ての料金所でETCが利用できる環境となる。このタイミングに、ETCの普及促進のために本線料金所にETC専用レーンを設け、ETCの利便性を首都高道路公団はアピールする「ETC専用運用強化月間」を2月に実施する。
『キープアイ』が提供するサービスは、GMが北米で実施している『オンスター』のそれとよく似ている。遠隔操作用のインフラがキープアイではPHS、オンスターでは通信衛星という規模の違いこそあるが、サービス内容には遠隔操作型ならではの類似点もある。
盗難防止システム『キープアイ』に、携帯電話のモジュールでなくPHSモジュールを採用したことについて、日本セキュリティーアンドサービスの玉本誠男社長は「消費電力という面でも、コストという面でも携帯電話よりもPHSが有利だった」と説明する。
日本セキュリティーアンドサービスは30日、今春からテレマティクス型の自動車盗難防止システム『Keep-eye』(キープアイ)のサービスをスタートさせる、と正式に発表した。システムの価格は5万5000円で、この他に1980円の月あたり利用料がかかる。
気になる今後の展開だが、実験に参加したエンジニアは「技術的にはほぼ完成しており、今回の実験は細部の煮詰めと、実験公開を通じて市場ニーズを探るのが狙いです」という。