ETCの普及状況、利用率とも確実に拡大しているが、休日の都市間高速道路の料金所渋滞の解消には程遠いといえる。併用レーンにETC搭載車両が並ぶことはまれで、ほとんどは専用レーンに流れていく。
国土交通省道路局では、ETCの普及・利用状況を1週間ごとに更新し、HPで好評している。それによると、ETCのセットアップ累計台数は、約185万台。月別で見ると、最近では7月が最も多く19万7000台で、その後は12−14万台/月で推移している。
すごい勢いで進化する日本のITS。その集大成ともいえる「ITSハンドブック2003-2004」が、国土交通省道路局ITSホームページに掲載された。PDFファイルとしてダウンロードできる。
国土交通省はETCの利用状況と普及状況を発表した。それによると、11月10日現在で、ETC車載器のセットアップ台数は累計180万台を突破した。
VICSセンターによると、2003年12月3日9:00から5日17:00まで、沖縄と九州全県の一般道でVICSサービスの提供が一時中断する。福岡交通管制センターの機器移設によるもの。
国土交通省、首都高速道路公団、東京都などで構成される「首都高速道路夜間割引社会実験協議会」は18日、ETC車を対象とした首都高の夜間割引を今月28日の午後10時から開始することを発表した。
VICSセンターによると、VICSユニットの2003年度第2四半期の出荷台数は約61万6000台となった。
17日、スペイン、マドリッドにて第10回ITS世界会議が開幕した。20日までIFEMA、Institucion Ferial de Madridにて開催されている。
国土交通省の外郭団体、道路サービス機構らは14日、身体障害者ユーザー向けのETC車載器購入補助制度を設けたと発表した。
シンクタンクの富士キメラ総研は、「2003年版ITS関連市場の現状と将来展望」をまとめて、発表した。クルマの第三の目、CCDカメラが2007年には90億円市場になると予測した。