国土交通省は近く、ASV(先進安全自動車)技術に関する認定制度を設ける方針だ。ASV技術による安全装置は、従来のエアバッグやABSなどと異なり、機能や動作領域が複合的に働く。このため、一般の消費者にASV技術がわかりにくい。
道路システム高度化推進機構(ORSE)によると、ETC車載器のセットアップ累計台数が、4月末で90万台を突破した。3月末には81万台だったので、2カ月連続でセットアップ月計が9万台を突破したことになる。
国土交通省は4月30日、道路管理用光ファイバーを収める「情報BOX」の整備状況を発表した。同省は直轄国道を中心に光ファイバーの整備を進めており、2003年度予算を含めて延長約1万7500kmを整備する予定。
政府の『地理情報システム(GIS)関係省庁連絡会議』はこのほど会合を開き、平成14年度のフォローアップ状況を公表した。政府は昨年2月に『GISアクションプログラム2002-2005』を策定、電子基準点を活用した高精度カーナビや、国土地形情報のネット公開などを進めている。
松下電器産業は、ETC車載用VCO/PLL+IFを1チップにしたICを開発。4月よりサンプル出荷を開始する。5.8GHzETC車載器の無線部分が大幅に小型化するとともに、部品点数削減ができる。このチップを採用することで、ETC車載器の小型化設計を可能とする。
三菱電機は、小型・軽量化、低価格化を実現したETC車載器の新製品として『EP-200』シリーズと『EP-400』シリーズの2モデル3機種を25日から発売すると発表した。
道路システム高度化推進機構によると、2003年3月末現在でETCセットアップ台数が累計81万1534台となった。1カ月間で9万5206台セットアップを行ったことになり、最高値だった2月の月間6万2639台を3万3000台更新した。
GMのカーマルチメディア、「オンスター」が、創立以来7年でついに黒字となった。GMによると、現在オンスターの加入者は200万人以上だが、そのほとんどはGMの新車を購入し、無料トライアル期間での加入。しかしオンスターはアメリカではレクサス、アキュラ、サーブ、スバル、いすゞ、フォルクスワーゲンなどにも提供されている。
首都高速道路公団が2002年10月に行った「第2回お客様満足度調査」の結果を発表した。ETCユーザーが、重要かつ満足している点は、ETCの作動。誤作動がほとんどないということ。逆に、ユーザーが重要と感じながらも不満と感じているのは、ETC専用レーンの運用とETCレーンへの案内となる。
トヨタ自動車は31日、同社の金融子会社であるトヨタファイナンスを通じて発行しているETC(ノンストップ自動料金収受システム)用カード「ETC TS3 CARD」(ティーエスキュービックカード)の発行枚数が、3月14日時点で20万枚を超えた、と発表した。