道路システム高度化推進機構(ORSE)が2日、11月末現在のETCセットアップ台数を発表した。それによると月計では15万3130万台と、前月よりも約1万3000台増加した。累計は190万5068万台、再セットアップ台数は12万0423台。
県別でみると、相変わらず東京都、神奈川県、大阪府、愛知県の順番で、東京都は月計で2万6642台、累計で36万1751台。神奈川県は月計1万8812台、累計で23万2730台と、他の都道府県を圧倒している。都市高速のETC利用状況を見ても、阪神高速の8.4%に比べて首都高が14.5%と圧倒的に高いことからも、東高西低であることが分かる。
また、8、9、10月と3カ月で前月よりもセットアップ台数がダウンしていたのが、11月にアップした原因は、ETCモニターリース支援制度の業務用の適用枠が広がったことと、高額ハイウェイカードの残高の取り扱いによるものと思われる。