インターネットITS協議会は5日、都内のホテルで『第2回総会』及び『2002年度活動成果報告会』を開いた。この協議会は、ハードメーカーや通信キャリア、ソフトメーカーら112社が集まり、昨年10月に作られたもの。“ITSバブル”の反省に立ち、『ユーザーニーズをうまく反映し、色々な参加社が集まってITSビジネスを軌道に乗せる』のが目的だ。
インターネットプロトコルである「IPv6」を用いることも特徴。この分野で世界的権威である慶応大の村井純教授は「将来、自動車はすべてつながる。とくにiモードやカーナビなどで世界をリードする日本はインターネットITSの分野でも国際的なリーダーシップをとることができる」と強調し、会員各社にハッパをかけた。
総会会場のロビーでは、会員各社のデモブースも出展された。