日野、整備士不足解決へ新養成施設開設…三級ディーゼル・エンジン資格取得を支援

日野自動車が三級自動車整備士の養成施設を開設
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日野自動車は21日、自動車整備士検定合格を支援する養成施設「日野自動車21世紀センター特定分教場」を開設したと発表した。自動車整備士の人材不足が深刻化する中、サービス人材を育成・強化し、顧客の車両稼働を支えるサービス品質の向上を目指す。

8月20日に講習を開始し、日野販売会社と日野から5人が1期生として受講する。

同施設では、ディーゼルエンジンで動く普通自動車などの基本的な整備ができる資格「三級自動車ディーゼル・エンジン」の未取得者を対象に、座学や実技研修を通じて自動車整備士技能検定への合格を支援する。この資格は商用車の整備士として働くために求められる重要な資格だ。


《森脇稔》

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