先週行われたバーレーンGPで違法リヤウィング疑惑が持ち上がり、後にFIAから合法だとの決定が出たばかりのフェラーリ。マレーシアGPでは今度はフロントウイングが怪しいとして8チームからスチュワードに対しクレームが出された。
マレーシアGPを完璧なレース運びで優勝し、表彰台に昇ったルノーのジャンカルロ・フィジケラが、レース後に感想を語った。「1週間前に友人を亡くしたばかりの僕にとってすごく感情的なウィークエンドになったよ」
灼熱のセパンで行われたレースはルノーが鮮やかな1-2フィニッシュを決めた。ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラが落ち着いた走りでポジションを守りながら、自身通算3勝目となる優勝を果たした。
1:フィジケラ(ルノー)/2:アロンソ(ルノー)/3:バトン(ホンダ)/8:R. シューマッハ(トヨタ)/9:トゥルーリ(トヨタ)/10:バリチェロ(ホンダ)/14:佐藤琢磨(スーパーアグリF1)/DNF:井出有治(スーパーアグリF1)
高温多湿とコンディション的に厳しいことで知られるマレーシア、セパンサーキット。今年から導入される2.4リットルV8エンジンの真価が、2グランプリ1エンジン制のなかで問われるレースになるだろう。
シーズンが開幕し、予想外の不振に苦しんでいたトヨタ。不振の原因はチーム当事者たちにもまだわかっていないようだ。
レッドブルのクルサード同様、フェラーリのマッサも今週末開催のマレーシアGPで10グリッド降格処分を受ける可能性が出てきた。エンジンを検証したチーム側がマレーシアGP終了後までもたないと判断して、交換することを決めた模様だ。
2006 AUTOBACS SUPER GT(スーパーGT)シリーズ全戦が、ヨーロッパにおいて中継録画およびダイジェスト番組として引き続き放映されることが決定した。
バーレーンGPを10位で終えたレッドブルのデイビッド・クルサード。バーレーンGPでチェッカーフラッグが振られた後にレッドブルが搭載するフェラーリエンジンがブローしたため、次のマレーシアGPでは10グリッド降格処分を受けなければならなくなった。
バーレーンGPで衝撃のデビューを飾ったウィリアムズのニコ・ロズベルグ。デビュー戦でいきなりファステストラップを記録するなど鮮烈な印象を残した彼に、父を始めとする歴代のワールドチャンピオンが賞賛の声を送った。