初めてのバルセロナテスト初日はトラブル含みで合計でも8ラップとほとんど走ることがスーパーアグリF1の佐藤琢磨。しかし「今日ここにいられること自体が信じられない」とチームの成果を賞賛した。
先週シェイクダウンを行ったスーパーアグリF1チームがバルセロナで本格的テストをスタートさせた。10時35分に佐藤琢磨がインストレーションラップ開始。その後発生したハイドロ系のトラブルにより午前中はわずか3周のみの走行となった。午後も雨の影響でほとんど走り込むことができなかった。
バーレーンでテスト中のフェラーリ。開幕戦バーレーンGPに向けてセットアップ及びタイヤテストに集中したテストプログラムを実施していたミハエル・シューマッハだが、テクニカルトラブルが発生したために、思うように走り込むことができず周回数は49ラップに留まった。
3.0リットルV10エンジンから、2.4リットルV8エンジンへと大きなルール変更がもたらされた今年のF1。バーニー・エクレストンはこの変化がコスト的には間違いだったとの見解を示した上で、その責任はチーム側にあると指摘した。
米国内最大で世界でも有数の大手通信事業企業グループであるAT&Tは、スペイン・バレンシアで行われたチーム・マクラーレン・メルセデスの「MP4-21」の初走行において、AT&Tの新しいコーポレート・ロゴを登場させた。
昨年11月28日からスタートしたオフシーズンの冬季テスト。これまでのカバーした走行距離はホンダがダントツの一位であることが明らかになった。
フォーミュラ・ニッポンでは、今季からホンダとトヨタのエンジン対決が始まる。しかし、これは「同一性能に調整してから、各チームに手渡す」ことが“御題目”となっており、対決ムードは控えられている状況だ。この日の会見でも、あまりスポットライトが当たることはなかった。
トヨタ、日産との激しい攻防が続くスーパーGT(500クラス)には、昨年同様ホンダは、3チーム4台の『NSX』を投入する。ホンダの2006年モータースポーツ活動発表会が20日、東京都内で開催された。
昨年は、強気の発言が目立った福井社長だが、今年は控えめな発言に終始。結果を出すまでは公の席で大きなことは言わないということなのだろう。しかし、懇親会では、「F1第一戦の予想は」との質問に対し、福井社長は「もちろん優勝」と力強く語った。
アメリカ最高峰のインディカー・シリーズ=IRLについては、今季はホンダが唯一のエンジンサプライヤーとなり、ライバルと競う立場から、カテゴリー全体を支える立場に変わった。V8の「HI6R」を供給する。