いまやフォードグループとなったイギリスのランドローバーは、高級SUVの新型『レンジローバー』をデトロイトで発表した。レンジローバー31年の歴史で3代目となるモデルだ。2003年型として6月に発売される。
フルサイズピックアップ市場において異端児というか暴れん坊という存在がダッジ『ラム』だ。ダッジはデトロイト・オートショーで、もっとも大胆で、もっともワルで、もっとも速いフルサイズピックアップのコンセプト、『ラムSRT-10』を発表した。
フォード『マイティF-350トンカ』コンセプトは、トラック販売実績で25年間ベストセラーを維持してきた『Fシリーズ』ピックアップの、次世代コンセプトである。先進のパワートレインと、斬新なデザインをデトロイトで披露した。マイティF-350トンカのデザインは、初めてトラックに乗ったとき、荒々しく快活な乗り味を刺激的に感じた、そのスピリットを表現したという。
「大胆なデザイン、多彩な使い勝手、手頃な価格」というのがダッジ『M80』コンセプトだ。ジャストサイズ、サーフィンからゲレンデまで、そして仕事の相棒……、“ミレニアル”世代の要求を満たすコンパクト(3.7リットルV6/210bhpエンジン)・トラックだ。
スポーティで同時に親環境なバン、というのがオペルの『コンセプトM』スタディ。全長4.05m、全幅1.78m、そして全高1.62mというサイズで4人乗り。エンジンは1.6リットル(150HP)で最高速度はオーバー200km/h。
三菱自動車はデトロイト・オートショーに『SUPカブレオレ』を出展した。2001年の東京モーターショーに出品した『SUP』のオープントップ仕様。三菱は東京で発表したコンセプトカーを各地に展示することで、新しいデザイン・アイデンティティのPRに務める。
カスタマイジングが走り屋チューニングやあんチャンのエアロパーツだけだと思ったら大間違い。ヨーロッパふうの大人のカスタマイジングの例がiS.ME(イズ・ミー)。シートなどインテリア表皮のカスタムに応じる。技術はかなりのレベルと思われる。