スポーツワゴン、クロスツアラー、それともカテゴリー不明? の『マグナムSRT-8』は、LAオートショーでもっとも注目を浴びたクルマの1台。メルセデスベンツからの部品を多用しているものの、伝統的なヨーロピアンワゴンとは一線を画した個性的なデザインだ。
デトロイトのビル群が巨大な影に覆われる。ゴジラか? いや、日産の『タイタン』ピックアップだ! ……日産の新しいスローガンは「でっかく考えろ。でっかく生きろ」。日産のフルサイズ・ピックアップ、タイタンの発表である。
トヨタはハイブリッド+四輪駆動「ハイブリッド・シナジー・ドライブ」とともに、燃料電池駆動のスポーツカー、『ファインS』を発表した。ファインS=「FINE-S」は燃料電池・革新・エモーション・スポーツの頭文字をつないだもの。
レクサスは高級SUVの『RX330』をフルモデルチェンジ、デトロイトショーで発表した。日本名はトヨタ『ハリアー』、日本より先に北米で発表された。前席のニー(ひざ)エアバッグや、方向可変式のヘッドライトなどがいち早く導入される。
現行『A6』『TT』から始まった現世代デザインに対して、次世代のアウディ・デザインの第一弾が『パイクス・ピーク・クワトロ』。クーペとSUVのクロスオーバーでスポーティな6人乗りだ。デザインスタディであり市販予定はない。
2004年に新型の発売が予定されているフォード『マスタング』。今回のショーモデルはその予告モデルにあたる。基本デザインは新型と変わらないという。4.6リットルV8エンジンを搭載する。
メルセデスベンツは新型『Eクラス・ステーションワゴン』をデトロイトで発表した。ステアリングホイールの動きに応じて向きを変えるアクティブ・ライト・システムや、エアサスなどの先端技術を採用。荷室容量は最大1950リットル。