オートショーを目前に控えたタイミングになって、ようやくGMが噂されていたシボレー『ベルエア』コンセプトとポンティアック『ロードスター』コンセプトの出展を発表した。
日産『クエスト』(コンセプト)--- 2004年に投入されるクエストは、全く新しいコンセプトのミニバンとなる。従来のミニバンのイメージを離れ、リアにはパワーゲートを搭載。
サーブコンセプト『9-3X』--- 9-3Xコンセプトは、現行の『9-3』モデルの後継と見られるモデルで、コンセプトとはいえ2003年の市販はほぼ間違いない。サーブの四輪駆動クロスオーバーのショウケースとなるだろう。
キャデラックは3つのモデルで改革路線を強調。スポーツセダンの『CTS』、スポーツカーの『XLR』、スーパーカーの『シエン』と、ラグジュアリーブランドからパフォーマンスブランドへの移り変わりが見える。
ハマー『H2』(2002年型)--- GMが作るハマーは、GMのヘビーデューティトラックにハマーのボディをかぶせたイメージ。325HP、6.0V8でフルタイム4WD。魅力はなんといっても従来のハマー『H1』の半分という、5万ドルという価格。
年に1度のカスタムカーの祭典、東京オートサロンが2002年1月11日、12日、13日、幕張メッセで開催される。ホール1から8までを使う大規模なもので、出展車両は約800台、出展ショップは約300社。もちろんコンパニオンもばっちりだ。
中国には大小100以上の自動車メーカーがあるのだが、いま北京政府は「世界の巨大企業と中国企業を組ませる」という方向に熱心で、中小の自動車工場をリストラして大規模集団を作り上げるにはGMやトヨタの力が要ると考えている。
中国には大小100以上の自動車メーカーがある。北京の政府は「いくら何でも多すぎる。零細メーカーばかりあってもダメだ。国際競争力を備えるには、せいぜい4〜5の大規模集団にまとまるべきだ」と思っている。
上海ショーは民間主催のショーであり、103社が出品し、国別では中国77社(他との共同出展7社を含む)、ドイツ12社、日本6社、アメリカ3社、フランス2社、イタリア2社、韓国1社となり、国際ショーとしての面目は何とか立った。
上海の浦東(プードン)地区に建設中の上海新国際博覧中心(上海ニュー・インターナショナル・エキスポ・センター=SNIEC)を使って開催された上海モーターショー。『解放日報』、上海テレビから自動車新聞である『汽車週報』などの専門メディアも動員して事前PRが行なわれた。